所長ブログ

映画「わが母の記」

先日、28日から封切られる映画「わが母の記」を夫婦で事前鑑賞してきました。

私の母親がお世話になっている介護施設の設立6周年と特養新設のPRも兼ねて、関係者を中心に無料招待したものです。
もともと見てたと思う映画なので、声をかけられたときは渡りに船と行ってきました。
樹木希林の演技は演技とは思えないほどの演技で、改めて今の日本映画にかけがえのない女優だなーと感嘆しました。
内容は認知症の母親に対する家族介護の葛藤だと思いますが、私には自分の母親と重ね合わせ、初期の時は、絶えず喧嘩ばかりでむしろ大変だったけど、かけがえのない親が認知症になった悲しみ、それと向きあわなければならない自分の悲しみ、老いることへの悲しみと恐怖など、
そう遠くない将来、自分に襲い掛かってくる、自然の衰退は、ただ哀しいの一言です。
そのある意味、ゴールに向かってこの瞬間も1歩1歩近づいてることを忘れずに、今のときを大切に生きていきたいと思います。
世話をしてくれている妻にはただ感謝の一言です。

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