中谷美紀の一人三役芝居「猟銃」を鑑賞してきました
2011年11月07日
所長ブログ
中谷美紀の一人三人芝居「猟銃」をりゅーとぴあ劇場で鑑賞してきました。多少は演劇をかじって、同じりゅーとぴあ劇場の舞台に立った経験のある私の思い上がりは、
”本物”にふれ、その鼻を完膚なきままにへし折られ、打ちひしがれました。あの、人を引き込む説得力と迫真性、２時間ぶっつずけの演技（演技の枠を超えている）、長台詞をいろんな掛け持ちをしながら、どこでどのように覚えるんだろう。短い台詞がなかなか入らなくて苦労した経験を持つ私にはまさに脅威と言う他ない。どの世界でも一流と評価される人たちは皆、水面下で凡人の何百倍も人知れず努力をしているのだろうと思うし、それが水面上に現れて賞賛されるのだろうと、まねはできないが希望や目標だけが先行して、楽な日々を繰り返し徒過しているわが身の日々を考えるにつき、恥ずかしく情けない気持ちになりました。
